Splash of Kauai が厳選したハワイ・カウアイグッズを、カウアイ島よりお届けします。Captain Splash によるカウアイ・フォトCD、ハワイアンミュージックCD、カウアイ産のアイランド・ウクレレなど、日本ではなかなか入手しづらいアイテムです!
ウクレレ購入ガイド
ウクレレの種類と大きさ
ウクレレには、
・スタンダード(ソプラノ)
・コンサート
・テナー
・バリトン
の4種類があります。
このコーナーでは、「スタンダード(ソプラノ)」「コンサート」「テナー」についてご紹介していきます。
ウクレレは上記種類によって大きさが段階的に異なり、スタンダードが一番小さく、バリトンが一番大きいといった具合になります。
例えば Island Ukulele の場合、
・スタンダード:全長約54.8cm
・コンサート:全長約62cm
・テナー:全長約70.3cm
というように、一回りずつサイズが大きくなってゆきます(詳しいサイズは各商品ページをご覧ください)。
ウクレレの場合、「スタンダード(ソプラノ)」「コンサート」「テナー」の順にサイズが大きくはなりますが、管楽器のようにそれぞれチューニングが異なるということはあまりなく(好みや用途で変えることはあります)、基本的には大きさが違うだけ、と考えていて良いでしょう。
しかし、大きさが違うということは、弦の長さも変わり、音の響きが変わるということ。
それぞれの特徴を挙げてみましょう。
《スタンダード(ソプラノ)》
一番小さなウクレレで、軽快な音が出ます。
ウクレレは初めてという方におすすめの、基本的なサイズです。
相対的に、ネックもウクレレの中で一番短くなりますので(フレット数は通常12本程度)、物足りない方はコンサート以上をお選びになるとよいでしょう。
また、大柄な方、手の大きな方、スタンダードよりも中低音をもう少し響かせたい方もコンサート以上がおすすめです。
《コンサート》
スタンダードよりも一回り大きなウクレレです。
スタンダードよりも深みのある音が出ます。
ネックもスタンダードより長いため、音程の幅や音の安定感も出てきます。
《テナー》
コンサートよりもさらに一回り大きくしたウクレレです。
ハワイでは人気のサイズでもあります。
より大きく、より深く、より豊かな音が響きます。
ウクレレの材質
ウクレレには、上記のように、大きさ、弦の数、形など、様々な種類があります。
そして、何よりも、本体の材質、木材の種類も様々です。
木材の特性により音の伝わりも変わってきます。
一番有名なのは、コア(ハワイアンアカシア)。ハワイ原生種で、古くから家具やカヌー、そしてウクレレなどに使われてきました。
大変美しい木目と光沢、そして耐久性は、美しい音を響かせ、ウクレレといえばコアと言うほど。
コアの木は、近年乱伐が進んだため、現在ではハワイ州より伐採を制限されており、大変貴重な木材です。
他にも、マホガニーをはじめ、様々な材質のウクレレがあります。
カーリーって?
Splash of Kauai ショッピングのウクレレ商品ページでも、「カーリー」という言葉がよく出てきます。
「カーリーが美しい」ですとか、「カーリー非常に多いデラックスタイプ!」などなど。
カーリー(curly)というのは、通常の木目に対して垂直に入った縞のこと。虎目とも言います。
カーリーが多ければ多いほど、美しければ美しいほど、高級な品となります。
また、 一口にカーリーが多いと言っても、その表情はウクレレ一本一本で異なります。
ここで、商品ページを見比べてみてください。横縞の様子が、写真でしっかりと紹介されていますよね。
そして見比べていくうちに、このカーリーが好みだな、とか、このウクレレでもうちょっとカーリーが多ければなあ、なんて具合に目が肥えて来ちゃうと思います。
勿論、カーリーが少ない方が好みの方、中くらいが好みの方、多い方が好みの方、その他木目の様子や色合いなど、好みは人それぞれ。
カーリーはまさに天然の装飾、じっくりと見比べて、お好みの一本を選んでみてください。
お気に入りの一本に巡り会えたとき、ウクレレを目にする度、手に取る度、つま弾く度に、音だけではなくその美しい表情にも心が満たされることと思います。
ウクレレの形
ウクレレの形には、大まかに分けて
・スタンダード型
・パイナップル型
の2つがあります。
スタンダード型は、お馴染み腰のくびれたタイプ。Splash of Kauai でご紹介しているのもこのタイプです。
パイナップル型は、くびれのないずん胴タイプ。
その他にも、もっと複雑だったり変わった形の胴体をしたものや、ホールの位置や形が違う物など、さまざまなバリエーションのウクレレが存在します。
ウクレレの弦の数
ウクレレの弦は、第1弦から第4弦まであります。
基本は、第1~4までにそれぞれ1本ずつ張った(単弦)、4本弦。
それに複弦を足して2本1組にした、6本弦や8本弦のウクレレもあります。
(例えば8本弦は、第1弦~第4弦まで、それぞれ2本ずつ張って計8本。6弦ならば第1弦と第3弦に複弦を張って後は単弦の計6本……といった具合です)
複弦があれば、それだけ音に大きさや広がり・深みが出ます。
しかし、複弦の数が増えるほど、
・チューニングが大変
・弦をしっかり押さえる指の力が必要
・複弦まで均等に弾く技術が必要
など、難易度も増してゆきます。