ハナレイ -Hanalei-
カウアイ島の北に位置するハナレイ。カウアイ島の美しいノースショアを代表する場所としても有名だ。ハナレイ・ベイは、ミュージカル「南太平洋」など、数々の映画のロケーションにも使われている。
カウアイ島の北に位置するハナレイ(Hanalei)までは、リフエ空港から車で1時間とちょっと。
この北に向かう一本道は 正式には国道56号だが、Kuhio(クヒオ)ハイウェイというのが 普通に地元で使われている呼び名である。
ハナレイの谷のこのタロ芋畑の風景は、ルマハイと同様に カウアイの絵葉書等でよく見かける有名な風景だ。
日本からの人が この景色を見たら、まず誰もが「 日本みたい~! 」という言葉を口にするに違いない。まるで日本の水田の風景そのもの・・・それもそのはず、ここでは昔 日本人や中国人移民の人たちによってお米が作られていた。
タロ芋もお米と同様に豊富な水を必要とするので、この畑はほとんどそのままタロ芋作りに使われている。また、島の北側は雨の多い地域で タロ芋作りには最適。ハナレイと言えば 雨、と連想する人も多い。
ちょっと この橋の話をしておこう。
大雨が降ると、この下の川の水かさは急に増し 橋まで水が上がってくる。
そうすると、道路はクローズ(通行禁止)となってしまう。
特に、かなり強い雨が降っているなあ と思われる日には要注意!
ラジオの天気予報が解ったら、注意をして聴いてみよう。
Flash Flood Watch(フラッシュ・フラッド・ウァッチ)。これは 鉄砲水や洪水になる可能性が多いという注意報。そして これが、フラッシュ・フラッド・ウォー二ングとなると、すでに実際 どこかで洪水などが起きているというもので 警告!なのだ。
だから、ラジオでこんなことを言っていたら、まずハナレイには向かわないほうが無難と言える。
何しろ 道路はこれ一本。北の端まで行って来たものの、帰って来ようと思ったら道路は通行止め。そこで立ち往生。ホテルにも戻れず、どこかで夜を越さなければならないハメに陥ることも!
ということで、大雨には注意してね。
さて、タロ芋畑とハナレイ川の間を少し行くと すぐにハナレイ・タウンが現れる。
他の町とは違うハナレイ独特の雰囲気が すぐさま感じ取れる。
車を停めて、この町の中をブラブラと歩いてみよう。ちょっとおもしろそうなお店や風変わりなブティックなどがある。これも又ハナレイ独特のお店が並んでいるので楽しめるはずだ。ここには気軽に入れるレストランがたくさん並んでいるので、もしもお腹が空いていたら 何があるか数件チェックしてみてから お好きなレストランへどうぞ。
これらのレストランは、ランチタイムには大抵たくさんの人でにぎわっている。
ここを逃すと 気楽に入れるレストランはなくなってしまうので みんなここで食事をとっているのだ。だから ランチタイムにハナレイ近辺にいたのなら、まずここで食事をとっておいたほうが安全かも知れない。
このハナレイタウンには、ハナレイ博物館や Waioli Huiia(ワイオリ フイイア)教会もある。この ステンドグラスが美しい小さな教会の前で 写真を撮ろう。
後で眺めると 改めてこの教会の可愛らしさを感じさせられてしまう、そんな一枚となるはずだ。
また、レストランの間を海側へ右手に曲がって少し行き 突き当たった道を右に曲がり そのまま車を走らせて行くと、ハナレイ・ベイを見渡せるビーチパークに着く。
海に突き出ている長い桟橋を のんびりと歩いてみるのがいい。
ハナレイ・ベイと美しい山々との何ともいえぬ調和が 目を楽しませてくれるはず。
それに天気が良いと、桟橋で釣りをするロコの人たち 桟橋から海へとダイビングして遊ぶ子供たちの姿が見れたりして 地元の人たちの様子を垣間見ることができる。
波があれば ビーチのベンチに座り、ロコの人たちのサーフィンをのんびり見物してみるのも楽しい。
それから もうひとつ。この辺りで ちょっと変わった人たちが増えていることに気がつくと思う。
1960年70年代を彷彿とさせる あのヒッピーたちがたくさんいる。
と言っても、私のイメージするところの70年代のヒッピーたちとは 彼らの外見は少し違っている。でも やっぱりヒッピーなのである。
そう聞いたら、もう すぐに一目でこの人たちだ!と解るはず。
彼らの中には、自然をこよなく愛し ビーチで暮らしている人たちが多い。
車も持たない人が多いので、ここに来る途中 すでにKapaa(カパア)タウン辺りから 道の脇でヒッチハイクをしているそういった人たちを見かけることと思う。
ロコの人たちの中には、彼らをひどく嫌う人もいる。事実 ちょっと汚らしい感じの人もいる。
しかし 目と目があった時の 澄みきった彼らの目には、いつもドキっとさせられる。
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