Splash of Kauai

カウアイ島・リフエ空港から、車で約1時間15分。
ハナレイ（Hanalei）の方角へ、北に向かって一本道をただひたすら走る。
ハナレイの町から、約4キロ。
道は狭くなり くねくねとカーブが続き、少し小高くなった所のカーブ付近に何台ものレンタカーが停まっている。 そこが、ルマハイ。
たくさんの 映画のロケで知られるカウアイ島は、まるでカウアイ島全体が ロケ地のよう。
特にこのルマハイ・ビーチは、ミュージカル映画「南太平洋」で非常に有名な為にとても人気がある。
車を停められ、上の方からビーチを見下ろせる場所もある。
冬場の波のある日には、そこからビーチを見下ろしているだけで 波の音や迫力が伝わって来て 結構楽しい！

ビーチに下りたい人は、何個所か下りる道があるので お好きなものを。
でも 楽して行きたい人は、一本 本当に楽にビーチに行くことのできる道がある。
そこを行きたい人は、ちょっと行ってもしも急な道が目の前に現れたらそれは止めにして 他の道を当たってみるといい。簡単に見つけられるはず。

＜お知らせ＞
数年前にハワイ諸島を襲った大雨の際には、カウアイ島でもハナレイそしてハナレイから先の道路などに被害が出ました、その一部修復工事は今でも行われています。この地区では、以前のように道路に簡単に駐車できない場合もありますので、どうぞお気をつけください。

高波警報が出ていた日に、ナイアとロイは このビーチに波を見に行った。
夏場は静かなこのビーチだが、冬の高波の日ともなると ビーチは一変する。
夏に私が座ってのんびりとひなたぼっこをした岩などには 勿論立つこともできない。
その日は、ロイは 勿論波の写真を撮るのに忙しく ナイアは寝転びながら波を
見ていた。そこで、ちょっとおかしな光景を見て 楽しめた！？

それは、あるハオレのカップル。（ハオレとはハワイ語で白人）
男性が、海に向け三脚とカメラを長い時間かけてセットしている。
ああでもない こうでもないと、いろいろと凝っているようだ。
そして やっと彼女の立っている場所へと走り、カワイイ(？)ポーズをとって御機嫌。
そして お次はどんなのにしようかと、彼女と相談している風。
そして やっとセットが終わり、シャッターを押して 大急ぎで彼女の元へ。
今度は 相談したとおり、彼女はビーチに寝そべっている。その脇に素早く
すべりこんだので、時間は充分。やたら気分をだして ふたりで熱く抱き合った。
とその時、後ろから突然 波が・・・ギャーっという悲鳴とともに ふたりは飛びおき
一目散に逃げ出した。そして カメラも救出に向かう。
波のセットや 自然の力を知らない、恐ろしいツーリスト！

でも、こんな光景は珍しくない｡
もう一度お話しするが、このビーチでは決して泳がないこと。
静かな波の日でも、潮流があるので海には入らないで！

それさえ注意すれば 高波の日には ここでは素晴らしいショーが見られる。
ラジオで15フィート以上と言っていたら占めたもの！
大きな波が岩にあたってできるスプラッシュは、もう最高！