ウクレレの種類と大きさ
ウクレレには、
・スタンダード(ソプラノ)
・コンサート
・テナー
・バリトン
の4種類があります。
このコーナーでは、「スタンダード(ソプラノ)」「コンサート」「テナー」についてご紹介していきます。
ウクレレは上記種類によって大きさが段階的に異なり、スタンダードが一番小さく、バリトンが一番大きいといった具合になります。
例えば Island Ukulele の場合、
・スタンダード:全長約54.8cm
・コンサート:全長約62cm
・テナー:全長約70.3cm
というように、一回りずつサイズが大きくなってゆきます(詳しいサイズは各商品ページをご覧ください)。
ウクレレの場合、「スタンダード(ソプラノ)」「コンサート」「テナー」の順にサイズが大きくはなりますが、管楽器のようにそれぞれチューニングが異なるということはあまりなく(好みや用途で変えることはあります)、基本的には大きさが違うだけ、と考えていて良いでしょう。
しかし、大きさが違うということは、弦の長さも変わり、音の響きが変わるということ。
それぞれの特徴を挙げてみましょう。
《スタンダード(ソプラノ)》
一番小さなウクレレで、軽快な音が出ます。
ウクレレは初めてという方におすすめの、基本的なサイズです。
相対的に、ネックもウクレレの中で一番短くなりますので(フレット数は通常12本程度)、物足りない方はコンサート以上をお選びになるとよいでしょう。
また、大柄な方、手の大きな方、スタンダードよりも中低音をもう少し響かせたい方もコンサート以上がおすすめです。
《コンサート》
スタンダードよりも一回り大きなウクレレです。
スタンダードよりも深みのある音が出ます。
ネックもスタンダードより長いため、音程の幅や音の安定感も出てきます。
《テナー》
コンサートよりもさらに一回り大きくしたウクレレです。
ハワイでは人気のサイズでもあります。
より大きく、より深く、より豊かな音が響きます。